(※この話はフィクションです)
朝起きると、、、
目の前に透明な野球ボールのような球体が。
そこには、見慣れた我が家の天井と自分の部屋が
歪んで映し出される。
野球ボールの周りには何も映し出されない。
そのボールのまわりは何なのだろうか??
立ち上がり、歩いていくと、球体には見慣れた冷蔵庫が。
球体に映し出されているのは、パンとコーヒー、
そして自分の手が映し出される・・・・
自分の外にあると、思っていた、電柱と道路、道行く人、、、
建物、すべてが野球ボールの中に映し出されてゆらめく。
右を振り向けば、そこは前。
左を振り向けば、そこは前。
上を向いても、下を向いてもそこは前。
すれ違う、若者。
彼は、彼の透明なボールの中を通して世界を覗く。
すれ違う、老人。
彼女は、彼女の透明なボールの中を通して世界を覗く。
あの人はボールの外にいるのだろうか?
それともボールの中に落ち込んでいるのだろうか?
ボールの中に職場が映し出されると、、、
上司やら、同僚やら、パソコンやら、、、もろもろ、映し出される。
ボールの中は玉石混交、、、
人の良い人が映し出され、人の悪い奴も映し出される(笑)
美しい花が映し出され、ゴミためが映し出される。
そうこうして、わたしは一日を終え。
再び我が家の天井が映し出され、消える。
( ヌーソロジー的な話です。
難解な次元観察子とかを自分が理解する為に。
違うかもしれないが、、、
次元観察子の一部だろうか?
という最近の感覚です。 )
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